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2022年7月

長崎県中学校総合体育大会空手道競技

 令和4724日(日)長崎県立武道館において、長崎県中学校総合体育大会空手道競技が開催され、郡市の予選を勝ち抜いた選手が、九州大会の出場を目指し熱戦が繰り広げられました。

 

それでは成績をお知らせします。

 

男子個人形

 準優勝  盛田源生 早岐中

 

女子個人形

 準優勝  辻󠄀 七海 早岐中  

 

男子団体形

 準優勝  早岐中

 

女子団体形

 優 勝  早岐中

 

男子個人組手

 準優勝  吉田仁成 早岐中

 

女子個人組手

 3 位  辻󠄀 七海 早岐中

 

男子団体組手

 準優勝  早岐中

 

女子団体組手

 3 位  早岐中

 

応援頂きました皆さん、ありがとうございました。

大会を運営して頂きました先生方、お疲れさまでした。

 

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植草歩選手のセミナー

 令和4年7月2日(土)長崎県立武道館において、植草歩選手をお招きしての強化練習を行いました。世界で戦う選手の技や、練習への取り組み方など、肌で感じることが出来たのではないかと思います。

 

 あこがれの選手が来てくれて、みんな興味津々です。

 

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練習が始まりました。

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最後に記念写真を撮影しました。
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植草選手、お忙しい中、佐世保まで来ていただき有難うございました。

 

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退院報告!

 令和4年7月2日(土)負傷を負って入院していた吉田仁成君が、尚武館のみんなへ退院の報告をしに県立武道館へ来てくれました。

 

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安里より子先生から、

状況をご存じない方もいることから大会で起こったこと。

大会ドクターや救急救命士や消防士とでAEDも使い心肺蘇生に取り組んだこと。

「心臓震盪」のこと。

血液が脳に行っておらず顔色がどす黒くなっていたこと。

目もむき出して、白目になって、舌をだらんとなっていたこと。

手足も冷たくなっていたこと。

お父さんは一生懸命名前を呼んでいて半狂乱な状態だったこと。

お母さんもただただ泣き崩れていたこと。

ドクターヘリで搬送していただいたときも意識は無かったこと。

救急救命士でも、延命措置を続けるなか、もう駄目だと内心思ったこと。

今も手のしびれが残っていること。

一命をとりとめて、ここに戻ってきてくれたこと。

仁成を全中に連れていくと仲間が切符をつかんだこと。

が紹介され、みんなで”お帰り”と大きな拍手でお迎えしました。

話を聞いているだけで、涙が溢れそうでした。

 

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そして、吉田仁成くんから

「僕は先週あった県大会で心臓震盪で心臓が止まって、いろんな方々の素早い対処のお陰で後遺症も残らず、今日元気に退院することが出来ました。

心臓震盪は皆さんにも起こり得ることなので、気を付けてください。

本当に助けて頂いた方々には感謝しかありません。

本当にありがとうございました。」

と退院の報告に来てくれました。

 

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保護者から

「先日、長崎県小浜で全中県予選がありました。

試合中に相手の蹴りの膝が心臓辺りに入り、心肺停止いたたしました。

仁成は心臓疾患がある訳でもなく、体に異常がある訳でもなく健常者です。

心肺停止した理由は心臓震盪と言って8歳から18歳位までの成長期の骨が柔らかい子供に多く、誰でも心臓震盪になる可能性が有ると言う事を知って頂きたく投稿させて頂きます。

心臓震盪とは「心臓が1回ドクンと鼓動を打つ中で1/1000のタイミングで心臓が止まるタイミングが有るのですが、そのタイミングで衝撃を貰うと誰でも心臓震盪になる様です。1分間で60回鼓動を打つなら60回、100回鼓動を打つなら100回その止まるタイミングがあるらしいです。
防ぐ事は出来ませんが、もしその様な事態になった場合、心配蘇生を行いAEDを使用すれば助かります。処置の時間は3分以内なら後遺症は残らず3分を超すと障害が残り、5分を超すと低酸素脳症で脳死の状態になります。」

今回、博文先生、和徳先生、江口先生、大石先生などがいち早く心配蘇生で脳に血流を送って下さり、まわりの皆様の迅速な対応により、今の所大きな後遺症は残らず一命を取り留める事が出来、周りの全てのの人に感謝の気持ちで一杯です。

まだ手の痺れなどがあり、リハビリも必要ですが、無事に退院致します事をご報告させて頂きます。

また、沢山の励ましの御言葉有難う御座います。仁成も大変勇気付けられて回復に向かったと思います。

心より感謝申し上げます。」

とのお言葉を頂きました。

 

仁成、退院おめでとう!

 

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ふみなり! ふみなり!

 令和4626日(日)雲仙市小浜体育館において第26回長崎県中学生空手道選手権大会が開催され、各郡市の予選を勝ち抜いた選手が全国大会の出場を目指し、熱戦が繰り広げられました。

 

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事故

男子個人組手で中段蹴りが選手の心臓に直撃しノックダウン

選手は立ち上がることなくテンカウントが成立

ドクターと看護師が “心肺停止”と診断

心臓マッサージを開始

AEDAEDと叫ぶ声が体育館に響き渡る

審判員として参加していた救急救命士も加わる

全てのコートの試合を中断し状況を見守る

“ふみなり! ふみなり! 戻ってこい!”の声が体育館に響き渡る

すすり泣く声、がんばれの声

緊張と不安が会場を包む

“心臓動いてくれ”と会場にいる全員が祈る

AEDを作動

心臓が鼓動を始める

見守っていたすべての人が安堵し、頑張った選手へ拍手

自然と涙があふれる

救急車が到着、ドクターヘリで佐世保市総合医療センターへ救急搬送

このように人の命に係わる出来事が起こると、どれだけ安全に配慮出来ていたのか考えさせられる

また、負傷をさせてしまった選手の心のケアも非常に大切です。

 

過去にはシニアの大会ですが、メンホーを付けていたにもかかわらず、上段付きで前歯6本を折る事故が発生したこともありました

 

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仲間

“ふみなり“を絶対に”全中に連れていく“

男子団体組手で戦う仲間が胸に刻み、まさに“挑戦“しました。

全力で戦う選手が“仲間を想う“というパワーが加わり、いつも以上の戦いを見せてくれました。

さらに、小さいころから一緒に練習してきた尚武館の仲間が、周りから応援する姿も加わりました。

仲間っていいなぁ。

またまた涙があふれてしまいました。

 

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それでは、成績をお知らせします。

男子団体組手(参加16校)

  準優勝  早岐中学校

  2回戦敗退  清水中学校

  2回戦敗退  山澄中学校

 

女子団体組手(参加12校)

  優 勝  早岐中学校

  3 位  相浦中学校

  2回戦敗退  大野中学校

 

男子団体形(参加10校)

  準優勝  早岐中学校

 

女子団体形(参加8校)

  優 勝  早岐中学校

  3 位  祇園中学校

 

男子個人組手(参加37名)

  ベスト8  盛田源生 早岐中学校

  ベスト8  吉田仁成 早岐中学校

  3回戦敗退  吉村浬 早岐中学校

 

女子個人組手(参加32名)

  優 勝  釣川夕海 大野中学校

  2回戦敗退  辻󠄀七海 早岐中学校

  2回戦敗退  山下碧彩 相浦中学校

  2回戦敗退  石田亜美 早岐中学校

  初戦敗退  迎美優 早岐中学校

 

男子個人形(参加36名)

  3 位  盛田源生 早岐中学校

  第2Round敗退  吉田仁成 早岐中学校

  第2Round敗退  橋口煌士郎 早岐中学校

  第1Round敗退  田嶋一惺 山澄中学校

 

女子個人形(参加32名)

  準優勝  辻󠄀七海 早岐中学校

  3 位  迎美優 早岐中学校

  5 位  小泉琉花 祇園中学校

  第3Round敗退 吉村心愛 早岐中学校

 

最後に、今回の事故では、たくさんの方々に助けて頂き、いろんな方々にご心配をお掛けしてしまいました。

私たち指導者からも一命をとりとめて頂いたことを感謝するとともにお礼を申し上げます。

現在、経過を観察しておりますが、空手をしたくてうずうずしているようです。

 

次の県中体連では、負傷をさせてしまった選手と“ふみなり”が再度、コントロールされた技で正々堂々と全力で戦う姿が見れることを願って。

皆さんの応援をよろしくお願いします。

 

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